Emiria Wiz
商品企画・生産管理担当

佐久間 瑛理(2020年入社)

Occupation #1

Planning

Emiria Wiz
商品企画・生産管理担当

佐久間 瑛理(2020年入社)

本社と店舗の橋渡し役として 積極的にかかわっていく

試着で妥協しないことが、ユーザー層を広げる秘訣

私はもともとアパレル業界で働いていて、Emiria Wizの直営店スタッフとして2年前に入社。現在は本社に異動し、Emiria Wizの商品企画と生産管理を担当しています。

当社では、社長である愛沢えみりがすべての商品イメージを決め、そのアイデアをもとにデザイナーが試作品をつくります。商品企画担当である私たちは、デザイナーが上げてきたものを実際に試着し、愛沢も含めてみんなで話し合い、仕様を修正して、工場に発注するのが役割です。

私は店舗でお客さまの声をたくさん聞いてきたこともあり、「うちのお客さまなら、こっちにポケットがあったほうがいい」「ここに裏地があったら喜ばれる」など、こと細かな修正をお願いすることが多いです。また、私は身長164センチですが、日本の女性の平均身長は158センチ。たとえば、ワンピースを自分の感覚で試着してしまうと158センチの方にとって腰の位置が低くなってしまいます。なので、「自分は158センチだ」と思ってユーザー目線で試着し、ワンピース丈も長すぎず、買っていただけるお客さまの層を広げるような提案を心がけています。

そのほか、自社の公式通販サイトに載せる写真撮影の同行、商品が決定し、工場で生産してからお店に入るまでの物流管理など、開発の現場から商品の搬入まで、ほぼすべての流れを担当させていただき、大きなやりがいを感じています。撮影に同行した際、モデルの愛沢が着たときの印象によって、生産数を増やすなどの調整も私の仕事です。

的確な情報をつかんでこそ、次の商品開発に生かせる

実は今も、お店にいるスタッフと毎日連絡を取り合っています。理由のひとつは、これまでになかったデザインのお洋服が入荷したとき、お客さまの反応をスタッフに確認し、次の商品企画に反映させたいからです。店舗スタッフは、お客さまのことを知ろうと常に努力して、リピーターに育ててくれているからこそ、情報も的確です。その声を商品に生かさない手はないと思っていますし、もともと店舗にいた自分が本社でできる役割なのかなという気がしています。

反対に、お客さまのリクエストが反映された商品ができたとき、また、本社からの情報として、新商品のこだわりポイントなどもお店に伝えています。その情報を使ってお客さまを接客することで、Emiria Wizの魅力をさらに知っていただけたらと思っています。

自分でもたまに店舗に手伝いに行くことがありますが、仲のよかったお客さまから「今までこうなったらいいなと思っていたら、本当にそうなってうれしい!」と言っていただけたときは、心からうれしい! よかった! を実感します。

本社と店舗の風通しがよいほど、お客さまにお渡しできるものが多くなります。今後も自分から積極的にどんどん風を通していきたい。そして、少しずつでもお客さまの想いを商品に反映させていくことが目標です。

Q&A

「このお洋服を着て楽しかった!」と 言ってくださるお客さまを増やしたい
「このお洋服を着て 楽しかった!」と言ってくださる お客さまを増やしたい
この仕事を選んだ動機、VOYAGEを選んだ理由は?
Emiria Wizの直営店が路面店だったというのがもっとも大きい理由です。私は以前、ファッションビルで働いていましたが、もともと回遊性のあるファッションビルと、目的がないと入らない路面店では集客の仕方が違います。一から自分を知ってくださるお客さまをどれだけ持てるか、勉強もしたかったし、挑戦したかったので、まずお店のスタッフとして入社しました。
この会社に入ってよかったことは?
今は本社に異動し、商品企画、生産管理を担当していますが、今まで携わってこなかったことをやらせていただける機会が多く、毎日が刺激的です。たとえば、中国の生産工場から日本の倉庫に入るまでの過程は想像以上に複雑で、工場側のトラブルで出荷が止まるなど、ひとたびイレギュラーなことが起こると、関係各所へどんどん連絡しないとさらにトラブルが大きくなってしまうのです。逆に言えば、それを自分がやらせてもらうことできめ細かな対応力つく! と思うと、とてもやりがいを感じます。
今の目標は?
お店や通販を通じて、「このお洋服を着て楽しかった!」「いい一日になった!」と言っていただけるお客さまを一人でも多く増やすのが目標です。そのためにも、お客さまがほしい商品を確実に届けられる体制をつくっていきたい。もちろん、一人で判断するとかえってマイナスになることもあります。最短の時間で最善の仕事をするのがベストですが、確認を怠れば自分が困るだけでなく、お客さまに迷惑がかかってしまうので、「ていねい、かつ迅速に」を課題に、スキルを上げていきたいと思っています。
この会社の好きなところは?
自分のスキルアップができる環境があることです。好きとか、苦手とか、1回脇に置いておいて、とにかくいろいろなことをさせていただけるので、すごく経験値が上がるのです。私の場合は、本社に異動して、最初はWebサイトに載せる商品撮影の同行からのスタートだったのですが、そこから今は、商品の修正や生産・物流管理にも携わることができています。しかも、自分がやりたいと思っていたことを次々経験させていただいているので、やりがいしかありません! お客さまのためにできる自分の力を、今、どんどん上げてもらっていると感じます。
転職・就職活動中の方にひと言!
偉そうなことは言えませんが、自分がやりたいことがあれば、貫いたほうがいいと思います。私は単純に「服が好き」が出発点でした。そして、アパレル業界に入って働くなかで、たくさんの「楽しい」を経験してきました。社会に出れば、やりたくないことや苦手な仕事を与えられることも、もちろんあるでしょう。でも、「自分がやりたいこと」をあきらめなければ、苦労して壁を乗り越えたその先に、大きな楽しみが待っているかもしれません。だからこそ、悔いのない就職活動をしてほしい。応援しています!
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